間に地震が入ったため……あっという間にいよいよ来月7月から例の新条例がスタートか。先日の出版倫理協議会からの提案{?}申し出{?}「2案・13歳未満と思われるキャラのエロマンガの出版は自粛する。」この案だと本が出せなくなると憤慨していた出版倫理懇話会の人と少し話す。
しかし1案の「13歳未満を想起させるのキャラの性表現は自粛する」のほうも『13歳未満を想起させる』など観た人の解釈次第だし、曖昧だ……とのことでその後、話を詰めることになっていたようだが今月もどうも紛糾したようで、本来2ヶ月に1度の懇話会、来月頭にまた話し合いがなされるようだ。
出版倫理協議会はどうしても「13歳以下」の文言を入れて出版倫理懇話会との合意文書を創りたいようだとのこと。この合意文書が誰かの手柄になるのか?
それにしても「出版倫理協議会が自粛したいなら自分たちだけでやればいい!」との懇話会の話はごもっとも。「そもそも連中{出版倫理協議会}は俺たちの存在自体が無くなればいいと思っている!」と憤慨!
そんな出版倫理懇話会自体もいまでは存在意義が失われつつあるとのことで脱会するところも多いとか。実際、出版倫理懇話会に入っていたら警告や指定が減る……というわけでもなく、指定される時は指定される……とか
しかし、みんなどんどん脱会したら取り締まるほうはけっこう面倒なことになるかも??それとも連中は仕事が増えて大喜び?そんなにまめに働きたいのか???
都の人間は「成人マーク」入りの本は指定しないと言うが、移動で違う奴が来たらまた態度がどう変わるか解らないので、みんな都の言うことを信用していないとか。
(上記より抜粋)
<参考リンク>
事の始まり
出版倫理協議会について
出版倫理協議会の体質が良くわかる参考URL
検閲官は誰だ/日本書籍出版協会と日本雑誌協会に物申す
出版倫理協議会加盟団体一覧
東京都青少年・治安対策本部長「前任者が何を言ったかは知りません」
まぁ、マトモに反対活動してるのが角川書店くらいしかない時点で、こういう展開はある程度予想出来たがな(嘲笑)。しかしまぁ、一番先頭に立って反対活動展開せにゃならん筈の業界団体が、自己保身最優先で加盟企業に自粛(という名の検閲)案を押し付けるヘタレの集まりだったとは。ホント、怒り通り越して呆れ返るわな。こんなヤツらの為に規制派と戦わにゃならんと思うと、士気も下がるしやる気も失せてくるわ、ホント。だって、漫画やアニメで生計立ててる連中が、漫画やアニメ(自分らの生活)を守ってくれなくていいって本気で言ってるんだぜ?バカらしくなってくるわ、ホントに。