2011年05月22日

お年寄りにゲームで気分転換してもらおうっていうのはいいんだが・・・

初めてのWiiに大興奮 七飯町で高齢者ゲーム大会 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
閉じこもりがちなお年寄りに、テレビゲームで交流の場を持ってもらおう。しかも別会場と映像で結んで多元中継できたらおもしろい。そんな発想で企画された高齢者ゲーム大会が、道南の七飯町(ななえちょう)で開かれた。北海道では初めて、恐らく全国でも例を見ないユニークな試みは、参加したお年寄りの興奮と笑顔に包まれて幕を閉じた。帰り際には、またぜひ参加したい、という声が飛び交った。

さすがお年寄りは朝が強い。5月15日、午前8時すぎにメーン会場となる七飯町文化センター内スターホールの扉が開くと、元気いっぱいの高齢者が次々と姿を現した。大会で競う任天堂のゲーム機「Wii」は初体験という人ばかり。用意されたゼッケンを背中に貼ってもらいながら、「私にもできるんかねえ」と不安を口にする。この「七飯町元気まちづくり 高齢者ゲーム大会」は、高齢化が進む中、お年寄りに元気になってもらうことで、地域全体が元気になればと、町などが中心になって企画された。特に雪に覆われる冬場は、お年寄りはなかなか外出する機会がない。東日本大震災の影響などで5月の開催となったが、町としては「これがうまくいけば、冬場の催し物にできたら」と期待を寄せる。

選手は65歳から93歳までのお年寄り60人。1チーム4人編成で、地元の七飯町のほか、隣接する函館市からも1チームが参加した。メーンの七飯町文化センターに9チーム、車で10分ほど離れた大中山コモンに6チームが集結。両会場はウェブカメラで結ばれ、お互いの様子が大スクリーンに映し出される。ゲームの内容は、家族で楽しめるWiiソフト「Wiiパーティ」の中から、「早切りベジタブル」「ふんばり!たるハードル」など、単純ながら盛り上がるものが選ばれた。馬場修一副町長のあいさつの後、七飯町老人クラブ連合会長の北見辰雄さん(83)が選手宣誓を行い、「人は初めてのことをすると、どきどきしたり、わくわくしたり、ハッとしたりして、脳のトレーニングになるといわれている。新しいことに挑戦することで、これからも人生を充実したものにするよう、ここに誓います」と告げると、参加者からやんやの大喝采がわき起こった。

いよいよゲーム大会の始まり。最初のゲームは「早切りベジタブル」で、コントローラーを素早く上下に動かすことによって、野菜を切っていくスピードを競うというものだ。1人3回ずつ練習を行った後、本番の対戦となる。「あんまりやると本番になると大変だよ」「こういう運動したことないから疲れた」など、わいわい騒がしい。最初のうちは自分の順位もよくわからず、きょとんとしていたお年寄りも多かったが、ゲームが進むにつれて「やったー」とガッツポーズも飛び出た。4番目の「ふんばり!たるハードル」などは結果が一目瞭然の障害物レースで、チームによっては「ほれ、ほれ、ほれ、ほれ」「がんばれ、がんばれ」とかけ声もにぎやか。いつの間にかチームに一体感ができていた。

開始から2時間が過ぎた午前11時、大会は無事に終了。これだけの盛り上がりだと、もうちょっと、となるのかと思えば、そこはやっぱりお年寄り、「もう疲れた」との声も上がる。表彰式では、町内にある流山温泉の招待券が上位5チームに贈られたが、5位から順にチーム名が発表されるたびに、またまた大興奮。1位になったのは、大中山コモン会場の「なかの苑」チームで、ウェブカメラを通したスクリーンから「やったー」と狂喜乱舞する様子が伝わってきた。5位に入った「やまびこ会」の女性4人は、口々に「どきどき、はらはらで、とても楽しかった」と満足そう。永原美江さん(71)は「次はもっと出たいという人が増えるかも。宣伝します」と話す。

また、歩行器をつきながら参加していた「ハーモニーハイツななえ」チームの津軽屋嘉子さん(82)は「うちに孫がいれば借りてやることもできるけど、初めてでしたし、結構、力が入りましたね。疲れたけれど、でも楽しかった。次もまた参加したいです」とうれしそうだった。「2カ所を結んだことで相手の雰囲気も伝わって、臨場感も出た。一体感もあったし、盛り上がって本当によかった」と話す七飯町保健福祉課の與田(よだ)敏樹課長(54)は「夏はウオーキングなど体を動かす機会の多い人も、冬場になると外出を控えがち。そこにこのゲーム大会があれば、足腰というよりも気持ちが元気になる。たかだかゲームだけど、興奮するって大事だと思います」と、冬期間を中心に定期的に開いていきたい考えを示した。

選手宣誓を行った老人クラブ連合会長の北見さんは言う。「人がやっているのを見ていると簡単そうなんだけど、実際にやってみると頭と手足が一致しない。年には勝てないなと思うけど、久しぶりに一体感を味わい、はまりそうです。老人クラブの加入数も減っているし、未加入者を引っ張り込むのに活用できるかもしれませんな」
(上記より抜粋)

こういうイベントや取り組み事態にどうこう言うつもりはないんだが、この記事を書いたのが産経新聞だってのがな〜。特に読売辺りと、こぞってゲームを悪者扱いする偏向報道をやりまくってるクセに、ねぇ?俺にしてみりゃ、産経はこの期に及んでまで「ゲーム脳」がどうとか宣ってる方がお似合いな気がするんだがな。先日の「絵師100人展」もそうだが、こんな事したって何の罪滅ぼしにもならないよ、ホント。


↓記事の中に登場したWii関係↓
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※オマケ
表現規制について少しだけ考えてみる(仮)  渡辺麻友(AKB48)写真集『まゆゆ』で改めて考えた「3号ポルノ」の異常性
長年反対活動してる人にゃ、半ば常識とかしてる事だけどな。再確認と知らないでる人に教える意味で敢えて載せてみたよ。アメリカやヨーロッパでさえ芸術性は考慮してんのに、日本だけは芸術性無視で十把一絡げって何なんだろうな、ホント。

プレイヤーの恐怖をかき立てることに成功しているゲームのイベントシーントップ10 - GIGAZINE
ちなみに、俺がプレイした事あるのは4位のバイオハザードだけだったりする。確かに、薄気味悪さはあったけど、怖いとは思わなかったなぁ、俺は。あと、海外のランキングだけあって洋ゲーばっかなのな。日本製ゲームオンリーのランキングってないのかね。

表現規制について少しだけ考えてみる(仮)  【拡散希望】児童買春・児童ポルノ禁止法改正問題に関して、拙速を避け、極めて慎重な取り扱いを求める請願
児童ポルノ法改正問題請願 | 名も無き市民の会 -Official Web Site-
児ポ禁法改悪に反対する請願を出すらしいから、応援する意味でも貼っ付けとくよ。それにしても、俺らの味方になってくれる団体が、↑の「名も無き市民の会」と「コンテンツ文化研究会」くらいしかないのが辛いな。一応「MIAU」なんてのもいるんだけど、あそこはあまり積極的じゃないからなぁ。反対派にも強力な後ろ盾があれば、もっとやりやすいんだが・・・(遠い目)。




posted by ACE-MAN at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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