2011年04月06日

もし推進派側の言う通りなんなら、漫画・アニメ・ゲームよりも音楽を規制するべきじゃないのか?

本をむちゃ読みする若者より音楽を聴きまくる若者の方が病んでいる可能性大 - GIGAZINE
暗い部屋の片隅に体育座りし、大音量のヘッドホンで思春期の悩みや社会へのいらだちを歌った曲を延々と聴き続ける……というのは、ちょっと「病んでる」若者の姿として連想しやすいステレオタイプかもしれません。10代の若者を対象に行われたテレビ・音楽・ゲーム・雑誌・本などの各種メディアに触れる時間と鬱病(うつ病)罹患(りかん)率との関係を探る調査で、実際に音楽を聴くことに割く時間が長い若者は、鬱である割合が高いことが明らかになりました。一方、常に本を手放さない「本の虫」というと中学や高校では「孤独癖がある」「暗い」といったマイナスイメージを持たれがちな要素かもしれませんが、読書時間を多くとる若者は鬱である割合が低いという少し意外とも言える調査結果も出ています。

詳細は以下から。
Teens Who Choose Music Over Books Are More Likely to be Depressed, Pitt School of Medicine Study Finds – UPMC, Pittsburgh, PA, USA

ピッツバーグ大学医学部の小児科の准教授Brian A. Primack博士らの研究により、10代の若者が音楽や本などのメディアに接する時間と鬱との関係が浮き彫りにされました。論文はArchives of Pediatrics and Adolescent Medicines誌4月号に掲載されています。

調査は思春期の若者106名を対象に行われ、そのうち46名は大うつ病性障害の診断を受けているとのこと。「テレビまたは映画」「音楽」「ゲーム」「インターネット」「雑誌または新聞」「本」という6種のメディアにどれほどの時間触れているかという調査は、被験者による「事後申告」ではなく「Ecological Momentary Assessment(生態学的瞬間的評価)」と呼ばれる実生活での被験者の行動をリアルタイムでサンプルする手法で行われ、具体的には2カ月の調査期間にまたがり5度の週末で、被験者1人あたりに最大60回ほど電話をかけ、電話が掛かってきたその時に6つのメディアのうちどれかに接していたかと質問したそうです。その結果、音楽を聴いていた頻度が最も高いグループの被験者は、最も音楽を聴かないグループと比べ鬱である割合が8.3倍高く、最も本を読まないグループは最も本を読むグループと比べ鬱である割合が10倍だったとのこと。なお、「音楽」と「本」以外のメディアに接する時間と鬱病罹患率に有意な相関は見られませんでした。

鬱になった時に逃避の手段として音楽を聴くようになるのか、音楽を聴きまくると鬱になりやすくなるのか、その両方なのか、因果関係はまだ明らかになっていませんが、調査結果は思春期の子どもを持つ両親や医療従事者が子どものメディアへの接し方と鬱との関係を認識することにつながると期待されています。また、読書は鬱病罹患率の低さに結びつけられるという発見も重要なもので、「アメリカでは読書時間が減少しほかのメディアに接する時間が増大する傾向にあるなか、この点は強調する価値があるでしょう」とPrimack博士は述べています。
(上記より抜粋)

漫画よりも音楽の方が子供に有害
っていう事になっちゃうんじゃないのか?推進派側の論調で言うならさ。まぁ、あいつらにこのデータを突き付けたとしても、絶対に「音楽を規制しろ」とは言わないだろうけどな(嘲笑)。↑の通りなら、漫画だって本や雑誌の内に入るんだから、規制するのはかえって逆効果にしかならないって、小中学生でも気付くだろう、普通。まさかとは思うが、「漫画は本の内に入らない」なんてバカな事ぬかすんじゃねぇだろうな?


※オマケ
表現規制について少しだけ考えてみる(仮)  デヴィ夫人が石原慎太郎と類友だった件
芸能人なんて、伊集院光氏やよゐこの二人並にオタク文化への理解がある極一部を除いては、全員オタク差別主義者だと思って差し支えないだろうよ。特に、バラエティーやワイドショーとかでアニメやゲームが取り上げられられた時に、出演者の殆どが見せる差別感情をモロに滲ませたあの顔。みのもんた島田紳助なんかも酷かったモンなぁ。障害者や女子供は差別しちゃいけないのに、なんでオタクは堂々と差別して良いなんてのが罷り通ってるんだろうね、ホント。

MIAU : 「都政におけるメディアに関する政策についてのアンケート」実施結果のお知らせ
都条例や表現規制に関する回答のみに限定すると、小池晃氏と中松義郎(ドクター中松)氏は全面的に反対。渡邉美樹氏は賛成派だが、かなり慎重派寄りで石原よりはずっとマシ。東国原英夫(元そのまんま東)氏は明言こそ避けているものの、回答の内容からみて慎重派と考えていいだろう。ちなみに、石原からの回答はまだ届いてないんだって。都民や国民をナメてる証拠だな、こりゃ。

日本ユニセフ、火消しを図る - 「反ヲタク国会議員リスト」メモ
「しかし、バケツに入っていたのは水ではなくガソリンであった」なんていう例えが、的を射すぎてて思わず笑っちまったよ。ただでさえ悪評ばかり目立つ日ユニの事、いったん不祥事が発覚すれば鎮火するのはほぼ不可能。それどころか、消そうとすればする程水や消化剤がガソリンや着火剤に化けるが如く、どんどん炎上していくわけで。「蟻の穴から堤も崩れる」なんて諺もあるくらいだし、上手く行けば日ユニ潰れるかもな、冗談抜きで(嘲笑)。

エロ漫画家たちによるチャリティー同人誌プロジェクト『エロチャリ』 | ニコニコニュース
エロ漫画でチャリティーやろうっていうのは別に良いんだが、参加する漫画家に対するガイドラインが酷すぎ!何時まで石原や都条例に怖じ気付いてんだと。折角のチャリティーなんだから、向こうに喧嘩ふっかけるくらいの意気込み見せろっての。真っ先に反対を表明した角川みたいにさ!

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posted by ACE-MAN at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現規制&オタク差別問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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