2010年09月04日

とりあえず、週刊金曜日GoodJobと言いたい

岡田大臣会見記録(要旨):外務省
(前略)

○児童の性的搾取と表現規制
【週刊金曜日 伊田記者】以前から持ち越しになっていたことについてお聞きしたいと思います。ネット等で初めて見られる方もいらっしゃるので初めから述べさせていただきます。2008年11月にブラジルの都市リオデジャネイロにおいて開催された第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議において、外務省はステートメントとしてこういうふうに発言されております。日本語の仮訳の方ではこういう表現になっております。「漫画、アニメ、ゲーム等ではしばしば児童を対象とした性描写が見られます。これは現実には存在しないコンピュータ等でつくられた児童が対象ではありますが、児童を性の対象とする風潮を助長するという深刻な問題を生じさせるものであります。」ここは英語の原文の方では「it surely raises serious problems」。仮訳の方には入っていないと思われます「surely」という言葉が入っていまして、確実に性的な風潮を助長すると外務省の方で2008年に述べられておりますけれども、この科学的根拠についてお教えください。

【大臣】科学的根拠といいますか、児童そのものの場合と、そういった漫画とかアニメという場合で直接の被害者というのは児童そのものの場合と比べて存在しないという違いは確かにあります。ただ、そういった児童ポルノという意識を蔓延させるという効果においては、実際のものであっても、あるいは漫画、アニメといったものであっても、それは変わらないということだと思います。したがって、そういった状況を助長しないという意味においては、そういったものについても含めて、議論の対象にしていくという考え方を述べたものであります。

【週刊金曜日 伊田記者】先ほど岡田大臣は、「実際に児童ポルノと漫画といった創作物の間で、助長するという効果があることは変わらないということだと思います」と、私が聞いているのは、変わらないという科学的な根拠については、例えば社会学者の宮台真司さんなんかは、この100年間社会学でそういう調査をしてきた。ところが、もともとそういった趣向がある人間に引き金を引くようなことはあり得るけれども、それを助長することはついに証明できていない。それから、最近の研究ではそういったものがあることで、実際の犯罪にいかないで代替措置としてそれで満足してしまい、そういったものを禁止した国の方がかえって犯罪率が上がるというデータも出ております。つまりお聞きしたいのは、確かに私はこういった表現はひどいという表現物はあると思いますが、それが確かに助長するのだという科学的な根拠について、お教えください。

【大臣】そこは学者の中でさまざまな議論があると思いますので、ここでそういった科学的根拠について証明しろと言われても、それはなかなか簡単なことではありません。しかし、実物だからだめでアニメーションだからいいというのは、私(大臣)個人的には非常に考えにくいことだと思っております。違う意見もあると思いますが、しかもこれは表現の自由に関わる話ではありますけれども、私(大臣)にはその違いが大きくあるとは思いません。

【週刊金曜日 伊田記者】来年の概算要求の中で、経済産業省がクール・ジャパンを売り出すのだということで、そういう漫画、アニメの振興についてかなり積極的に日本政府としても取り組むというような姿勢を示しております。そういったものと今回のこういった規制が、全く矛盾しているのではないかとも思いますけれども、大臣としてはいかがでしょうか。

【大臣】矛盾しているとは思いません。それは物事の中身によって一般に言うアニメとか漫画というものを、国際的にPRしていくということと、その中身がいかなるものであってもいいということは、それは違うと思います。

【AP通信 鈴木記者】漫画、アニメにおける児童を対象とした性描写についてですが、「アニメだからいいとは個人的には考えにくいと思う」というご発言がありましたが、それでは、大臣は、こういった描写はよくない、反対である、禁止すべきであるという個人的なお考えをお持ちなのでしょうか。

【大臣】そういうことは、私(大臣)は何も語っておりません。それは、まさしくこれから議論していく話であります。ただ、被害者が直接いない、いるの違いはもちろんありますが、しかしアニメや漫画の描写も、特に最近はいろいろな技術の発展によって、本物か、あるいは人工的につくり出されたものなのかということの差もほとんどなくなってきておりますので、そこできちんと分けるという考え方は、私(大臣)はよく納得できないのです。それが社会的に及ぼす影響という観点から見たら同じではないかと、あるいはかなり近いのではないかと、そういう気が私(大臣)はしています。

(後略)
(上記より抜粋)

Twitter / 週刊金曜日: 本日の会見で岡田外相は、漫画やアニメ、ゲームなどが児 ...
本日の会見で岡田外相は、漫画やアニメ、ゲームなどが児童を性の対象とする風潮を助長しているとする科学的根拠を示すことはできませんでした。これは、規制派の前提が崩れたことを意味していると考えて良いでしょうね(浩)
(上記より抜粋)

昨日の記事でも取り上げたんだが、敢えて今日も取り上げる事にするよ。外務省から、公式の会見記録も出てたしね。それにしても、週刊金曜日の記者は良くやってくれたよ、ホント。公の場で科学的根拠を以て証明出来なかったと明言したっていう事は、表現規制推進派がよく使う「強力効果論」は眉唾物(トンデモ理論)であると認めたも同然だしな。ただ、向こうもこの展開を読んでたのか、すっかり男女共同参画云々の方にシフトしちまってるけどもね。それでも、規制派へ無視出来ない程のダメージを与えたのは確実だし、コレが切っ掛けになって、少しでも世論が反対派側に傾いてくれればいいんだけど。

P.S.
エロゲ販売規制問題まとめwikiのコメント欄によると、外相は外務官僚から実写写真を加工したモーフィング画像とマンガやアニメを混同してレクチャーされたらしいとの事。もし事実なら、これ以上規制派官僚の入れ知恵でオタク差別主義議員が増えても困るから、俺らオタク(反対派)からも”嘘偽りの無い真実”を入れ知恵してやって欲しい。ただ、無闇矢鱈に敵を作らないためにも、礼儀礼節はしっかりやってくれよ。頼んだぜ↓。

岡田かつや ホームページ


※オマケ
児童ポルノ規制、アニメ・漫画対象外 府条例検討会議 : 京都新聞
「けいおん!!」に1日4万件 国勢調査CMにアクセス 京都府の広報サイト - MSN産経ニュース
京都府庁は、他とは違って比較的良心的な人間が多いみたいだな。平然と感情論をまき散らして、何食わぬ顔でオタク差別発言を垂れ流す様なヤツの巣窟と化してる東京や大阪とはエライ違いだ。京都府知事も自民方面の人だっていうから、東京都知事なんかと同じでガチガチの規制派かと思ってたが、意外とそうでもなかったらしいな。フィルタリングやブロッキング方面じゃどうか知らんけど(嘲笑)。

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posted by ACE-MAN at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現規制&オタク差別問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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