2010年07月02日

女性差別撤廃を掲げてる人間が、一番女性を差別してる現実

Twitter / 星野貴彦: 続き)6月16日の都議会本会議の取材もしたのですが、 ...
雪沢村 「お前、痴漢されて喜んでるんだろっ!」与党都議、人権について考える議会で人権侵害発言
「プレジデント」7月19日号
http://www.president.co.jp/pre/

「天下の愚策!東京都の「マンガ狩り」を嗤う」
6月16日に最終日を迎えた東京都議会。
口汚く野次を飛ばす都議たちの姿は、
子どもには見せられないものだった――。
(「プレジデント」7月19日号177P、青木理氏の記事より)



青少年の健全育成を目的としたこの条例は、いかがわしい本の規制を考えるだけのものではなく、「自分の気に入らない作品を自由に規制できる」ような危険性があった。この条例が通ってしまうと、どんなマンガを描いていても、見る人が「気に入らない」と思うだけで簡単に規制を受けてしまう。そのため、大手出版社や有名漫画化だけでなく、創作活動に携わる数多くの人々が反対運動を行っていた。

そんな「言論統制条例」と言っても差し支えないぐらい問題のある条例が、つい数週間前、6月16日の都議会本会議に審議されたのだが、どうもその時の与党議員の態度が酷かったらしい。以下、「プレジデント」7月19日号(発売日は6月28日)青木理氏の記事から、問題の議会の内容について書かれた部分を抜粋する。

注目を集めた条例改正案は結局、6月16日の都議会本会議で否決された。しかし、それは極めて僅差の採決だった。賛成は都議会の与党・自民党と公明党で、合計議席数は61。反対の野党・民主党と共産党の合計議席数も61であり、3議席を持つ「生活者ネットワーク」が反対に回ったことによる辛うじての否決だった。その議場では劣勢に立たされた与党席から酷い野次が飛び、改正案への反対討論を行う女性都議に愚劣な罵声が浴びせられる始末だった。

「子どもの敵!」
「お前、痴漢されて喜んでるんだろっ!」

少なくとも私の目には、それが「表現の自由」を踏み越えてまで「青少年の健全育成」を目指すに値する姿には見えなかった。しかし、「表現者」でもあるはずの石原慎太郎知事は「目的は間違っていない。何度でもやる」と言い放ち、9月の都議会定例会に改正案を再上程する考えを示している。波紋はまだまだ収まりそうもない。

記事を読んでいて思ったのだが、これほどひどい野次も珍しい。子供の人権を叫びながら、目の前で話している人の人権を蔑ろにするその発言は、「俺は人種差別と黒人が大嫌いだ」のようなブラックジョークにすら感じる。

この野次を誰が飛ばしたのかは分からないが、そもそもこんな発言が飛び出す時点で、反対派の主張を全く聞いていないフシがあるし、規制反対派の理由が「児童ポルノマンガを読めなくなるから」だけだと思っているフシもある。そんな自分の無知を自覚もせずに、女性蔑視、セクハラもいい所のこの発言。ああ、俺の大好きなマンガ文化の行く末は、こんな奴らに議論されているのか・・・
(上記より抜粋 一部改変)

↑の推進派自公都議の例で言うと、「女性差別とオタクやロリコンを擁護する女が大嫌いだ」ってなところか?女性と子供を差別から救うとか言っておきながら、当の自分は女性や子供を平気で差別しまくってるとは、こりゃいかに。それだったら、「自分の言いなりになってくれる女性だけを差別から救います」とか言った方が、まだ支持集められるんじゃないのかと(嘲笑)。地方自治体に対しては、監視役としての役割を全くと言っていい程果たしてないマスゴミ連中もそうだが。


※オマケ
今日もやられやく "児童ポルノ"逮捕の瞬間映像にあるアニメのキャラが・・・
表現規制について少しだけ考えてみる(仮)  【抗議しよう】フジテレビの「スーパーニュース」で悪質な印象操作
フジテレビがまたオタク差別報道をやらかしたそうで。今度で何回目だっつーの(怒)。レイプレイ騒動の時に飛ばし報道を連発したTBSもそうだが、そんなに変態記事事件の時の毎日新聞みたいになりたいのかと、なぁ?(妖)

【2ch】ニュー速クオリティ:全国で相次ぐ母親たちの暴発、虐待 原因にはテレビゲームの影響も大きいとゲンダイ
なぜエスカレートする 全国で相次ぐ母親たちの暴発(ゲンダイネット) - livedoor ニュース
日刊ゲンダイがまたオタク差別報道をやらかしたそうで。どんだけゲームに恨みがあるってんだ、コイツらは(怒)。ゲームに原因があるとか宣った“心理カウンセラー”とやらもそうだが。

チラシの裏(3周目) 橋下が都条例のアレを強行するつもりらしい
追記によると、大阪府庁(の橋下)が来年2月の改悪案提出に向けて動いてるとの事。東京都庁の石原よろしく、諦めるつもりは毛頭無いらしい。来年は地方統一選挙があるそうだから、コイツらは確実に落とさんとエライ事になるぞ、冗談抜きで。

保坂のぶと応援団@萌!
保坂氏を応援するのは構わないんだが、

外国人参政権に関しては推進派側

だって事を忘れてもらっちゃ困るぞと。ただこの人の場合、外国人参政権に賛成してる事によるデメリットよりも、児ポ禁法や共謀罪といった表現や言論の自由を脅かす悪法に反対してくれてるメリットの方が大きいもんだから、差し引きで考えても当選してもらった方が無難っちゃ無難だわな、うん。あっちにも反対してくれてたなら、言う事無しだったんだがなぁ、ホント。

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posted by ACE-MAN at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現規制&オタク差別問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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