2010年06月08日

ブロッキング実施を検討する事自体を止める、っていう選択肢は無いワケ?

児童ポルノ「国内外問わず遮断」は現状無理! ISP業界団体が意見表明 -INTERNET Watch
社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)は4日、内閣府の「児童ポルノ排除総合対策(案)」に対して意見書を提出したと発表した。児童ポルノについてはもちろん許されざる犯罪としながらも、Web上の児童ポルノをISPが強制的に遮断する「ブロッキング」の導入については、通信の秘密などとの兼ね合いから、ISPが現状で取り組める範囲は限られていることを説明。その枠を大きく超える方向性を示した対策案に対して、修正などを求めている。

JAIPAがまず指摘しているのは、対策案において「サーバーの国内外を問わず、画像発見後、速やかに児童ポルノ掲載アドレスリストを作成し、ISPによる閲覧防止措置(ブロッキング)を講ずる必要がある。」としている点。ブロッキングの対象範囲および手順については、インターネット業界や有識者らが「安心ネットづくり促進協議会」や「児童ポルノ流通防止協議会」において検討。児童ポルノを確認しだい遮断対象とするのではなく、サーバーからの削除やアップロード者の検挙といった他にとりうる手段がない海外サーバーの場合などに限定すべきとする報告書やガイドラインをとりまとめていた。

今回の意見書では、「(ISP)各社が現状で取り組める範囲は、報告書やガイドラインで許容される範囲」と説明し、対策案でもこれらを踏まえた記述にするよう求めている。なお、「サーバーの国内外を問わず」という点については、今後の可能性として検討することは否定しないとしているが、あくまでも2010年度中をめどとしている今回の対策案の枠外だと説明している。このほか、ブロッキングを実施するISPにおける初期投資や運用の負担の軽減策などの支援も求めている。また、本格実施の前に実証実験を行い、問題点の洗い出しや効果測定も必要と指摘している。
(上記より抜粋)

意見してくれる分にはありがたいけど、ブロッキングそのものが海外で散々批判されてるっていう事実は無視すんの?どんなに実験だの洗い出しだのやったって、オーバーブロッキングや言論弾圧の手段に悪用される可能性は絶対消えないっつーに。表現の自由や通信の秘密を第一に考えるなら、ブロッキングの導入そのものに反対するのが筋じゃないのか?あぁん?


※オマケ
マンガ論争勃発−継続中(β) : 告知:非実在の裏で進む携帯・ネット規制 - livedoor Blog(ブログ)
コンテンツ文化研究会 / Institute of Contents Culture: 「第三弾!保坂のぶとと語る 青少年健全育成条例と表現規制の今」のお知らせ
毎度お馴染み、規制反対派側の集会の告知。行ける人はよろしく頼む。

日本のポルノ消費量は世界第3位、ものすごい規模で成長するオンラインポルノ業界をグラフで見る - GIGAZINE
日本のエロマンガ・エロアニメ・エロゲーもカウントに入ってんのかな、コレ?世界的に見て、ポルノに対する規制が一番緩い(ハズの)日本が3位っていうのが、ちょっと譜に落ちんのだが。ところで、「児童ポルノの検索件数は毎日11万6千件」ってあったんだが、多めに鯖読んでたりしないだろうな、コレ。

違法複製ゲームソフトのダウンロードに関する使用実態調査:CESA - CESA News
希望的観測を並べ立てるのもいい加減にしろと言いたい。そもそも、7500件もの反対意見を無視してまでダウンロード違法化して売上増えたのかと、なぁ?

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posted by ACE-MAN at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現規制&オタク差別問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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