2010年03月26日

これが世間の風向きを変える切っ掛けに・・・なってくれれば良いんだが

チラシの裏(3周目) スイスで児童ポルノの単純所持が性犯罪のきっかけにはならないと言う調査結果がある模様

BioMed Central | Abstract | The consumption of Internet child pornography and violent and sex offending

日本語訳版
[インターネットにおける幼児ポルノと暴力及び性犯罪行為について]

背景
幼児ポルノの閲覧行為が直接現実世界における性犯罪行為のリスクに繋がるかどうかについては多々意見が分かれるところである。しかしながら、幼児ポルノの閲覧行為とその結果として生じた現実の性犯罪の犯行についての関連性に触れた研究は少ない。今回の研究は幼児ポルノ愛好者の中から選ばれた被験者を6年間追跡し、その後の幼児ポルノ閲覧及び性犯罪の再犯率を調査することが主な目的である。

調査方法
2002年にスイス警察の行った対インターネット幼児性犯罪対策により、インターネット上の違法幼児ポルノ素材にアクセスした罪で起訴された231名の男性を被験対象とした。被験者の過去の犯罪歴及び再犯歴は2008年の犯罪記録によって評価された。

結果
対象被験者のうち、4.8%(11名)の被験者が過去に性犯罪及び性犯罪を含む暴力的犯罪歴を有していた。そのうち1%(2名)が幼児虐待を含む性犯罪を犯しており、3.3%(8名)が違法ポルノ閲覧歴を有していた。残る一名は性的でない暴力犯罪歴を有していた。更に広範囲の意義としての再犯率を調べたところ、現在続行されている調査、有罪判決、起訴歴を含めると、3%(7名)の被験者が性犯罪及び性犯罪を含む暴力的犯罪再犯を繰り返しており、3.9%(9名)が違法ポルノ閲覧再犯を繰り返しており、0.8%(2名)が性犯罪再犯を繰り返していた。

結論
過去に性犯罪を犯していない被験者に限って言えば、幼児ポルノ閲覧と現実の性犯罪犯行の間に関連性が認められないことが示唆された。今回追跡調査された幼児ポルノ閲覧者の大部分は過去に性犯罪歴を持たない者であった。しかしながら、過去に現実の性犯罪歴を持つ対象の場合は、更なる性犯罪再犯及び幼児ポルノ閲覧の再犯を予防するための追跡調査の実行が好ましいと考えられる。

俺ら反対派にとって、規制推進派への新たな攻撃材料になるデータが見つかったようで。↑の通りなら、単純所持罪やらブロッキングやらを推し進める意味なんぞ無意味、っていう事になる。つーか、たった数%しかないモノを規制の根拠にするなんて、推進派のヤツらはどんだけ捻くれた思考回路してんだと。海に行けば5%の人が鮫に襲われるから海水浴そのものを禁止するとか、山に行けば5%の人が熊に襲われるからキャンプそのものを禁止するとか、そんなバカらしい事言ってんのと一緒だろうに、ねぇ?

【関連する記事】
posted by ACE-MAN at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現規制&オタク差別問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
情報商材インフォカート専用アフィリエイトで稼ぐツール
           
マイクロアドBTパートナーでおこづかいゲット!