2011年7月24日までに現在のアナログ放送は完全終了してしまい、地上デジタルに移行せざるを得なくなるわけですが、一体何のメリットがあるのかというと「画質が良くなるだけ」というのが現状です。地デジはすべて暗号化されており、地デジ専用のチューナーでないと受信できません。そのため、現在販売されている地デジチューナーにはすべて「B-CASカード」という謎のカードが同梱されており、B-CASカードを挿入していないと地デジは見ることができない仕組みになっています。
これが地デジの普及を妨げる原因となっています。なぜかというと、B-CASによる暗号化解除の仕組みを搭載するためムダにチューナーの価格が押し上げられて高くなり、加えて無料放送なのに暗号化されることでコピー制限され、アナログ放送と同様の利便性が皆無になっているためです。はっきり言うと百害あって一利なし、地デジが普及しない諸問題の根源と言ってもほぼ差し支えないものになっており、一般の消費者にとってあまりにも邪魔な存在なので、総務相の諮問機関でもついに地デジ普及を妨げるB-CASを見直すことを明確に発表する事態となりました。
B-CAS見直しが本格始動、「2011年までに改善策決め運用開始」:ニュース
総務相の諮問機関で放送コンテンツの流通や保護などについて話し合う、「情報通信審議会 情報通信政策部会 デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」(デジコン委)の第41回会合が、2008年6月24日に開催された。近く策定予定の第5次中間答申の骨子案が諮られ、大筋で了承された。
この中で、地上デジタル放送のコンテンツ保護技術であるB-CASについて、見直しを行うことを明記。制度変更の必要性の有無と新たな仕組みを今後話し合い、制度変更する場合は2011年のアナログ放送停波までに新制度の運用を始めることが盛り込まれた。また、地デジのコピー制御方式であるコピーワンスの緩和については、7月4日の「ダビング10」開始以降も引き続き権利者に対する対価の還元方法を話し合っていくことで合意した。
B-CAS - Wikipedia
B-CAS方式に限った話ではないが、DRMは自社の競争力を優位に立たせることを目的とした囲い込みに悪用することも可能であり、公共の電波にて同技術を運用するB-CAS社および同カードに対する批判もある。
権利者に対してゴマをすり、ユーザーや視聴者を蔑ろにしてきたツケを支払う時が来たようだな。まぁ、失った信頼はもう取り戻せないだろうから、精々、今度はユーザーや視聴者にゴマをするがいい。何時ぞやのNHKかそれ以上の悲惨な状況になるだろうけどな。それに第一、画質が良くなった程度で視聴率が上がるわけねぇし(視聴率低迷の原因を視聴者に責任転嫁してる時点で尚更)。
P.S.
1日30GB以上も送信したら利用停止、OCNが8月1日よりヘビーユーザーの制限へ | ネット | マイコミジャーナル
NTTコミュニケーションズは25日、同社が運営するインターネット接続サービス「OCN」において「総量規制方式」による利用制限を実施すると発表した。1日のデータ送信量が30GB以上のユーザーに対して利用停止や契約解除などの措置をとる。実施開始は8月1日を予定している。
今回の措置を決定した背景について同社は、「一部のお客さまが他のお客さまに比べて大量のデータをインターネットに送信することによって、回線帯域を占有される状態が続き、その結果、他の多くのお客さまの通信速度や通信品質が低下する事象」があるとしている。数年前からWinnyやShareなどP2Pソフトの利用者によるトラフィックの占有が指摘されているほか、動画投稿サイトなどの利用機会の増加も手伝い、トラフィックの増大への対応策が議論されてきた。今年3月には日本インターネットプロバイダー協会など通信関連団体が、いわゆるネットのヘビーユーザーに対する利用制限を実施するといったガイドラインもまとめている。
これって、事実上の「P2Pソフトユーザー締め出し」じゃねぇか。だって、アップロードだけ、ダウンロードだけのP2Pソフトなんて存在しねぇし。それに、P2Pソフトに食わせてもらってるようなもんなのに、自分で自分の首絞めてどうすんの?どこぞのロクデナシ団体が検閲した、つまらないコンテンツしかないっていう時に。




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